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2010年7月17日 (土)

【平成の大合併】と【地域色】/大雨災害(床上・床下浸水)の山陽小野田市厚狭地区から

今回の大雨災害のあった、山口県山陽小野田市厚狭にお住まいの方から詳報を。
また、同じ山陽小野田市の「旧小野田市」の方からも話を聞く。
そこで話題になったのは、「平成の大合併」について。今回災害のあった厚狭地区は、以前の厚狭郡山陽町(=現在の山陽小野田市)である。

その厚狭郡山陽町と、隣接する小野田市(セメントなどの工業都市として有名)が合併して誕生したのが、「山陽小野田市」。
それで、旧小野田市の方から「マスコミが【山陽小野田市】って連呼するもんだから、市全体が水没したような伝わり方をして。各方面から『お前んところ、大丈夫か?』って連絡が多かった」。

これが以前だったら、「厚狭郡山陽町」として報道されるので、「小野田市」が大きな災害を受けたとは受け止められない。
が、「山陽小野田市」になると話は別。
まぁ、そこで「心配されているんだから、心配されないより、幸せじゃないですか」という話にもなったが、
「これも合併して、地域(地元)というのを伝えにくくなった」という結論に。

正確に報道するのであれば、せめてテレビのテロップは【山陽小野田市厚狭】まで入れて欲しかった(入れている報道機関も)。

その地域の「地名」というのは、ちゃんと意味があるのだから。

http://twitter.com/kitao777


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【ほぼ日刊タウン情報やまぐち~コラム】」カテゴリの記事

コメント

私の実家が、下関市と大合併した旧豊浦郡にあります。

こちらに滞在してて、公共交通や道路網の状況把握、気象・災害情報は大合併のメリットだと実感しました。

住所地の災害・被害情報が下関市HPにぶらさがるようになり、市域の被災状況が閲覧しやすかったです。(と言っても、合併前は町の災害情報へアクセスしたことは無いんだけど)

ついでに、下関市の災害情報の携帯メールサービスも登録してみました。先日の豪雨の際は、民間気象会社メールサービスと併せて、こまめな情報が拾えています。(受信件数がとても多かった。)

とりあえず両親にも(ネットが出来なくても)携帯メールの登録だけはしてもらいたいと思ってます。

投稿: murakami | 2010年7月19日 (月) 22時03分

コメント、有難うございます。
合併によるメリット。なるほど、そうですね。

インフラと上手く合致すれば、災害のみならず、
地域活性化につながりますね!

投稿: 東京都下関市長 | 2010年7月20日 (火) 08時42分

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