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2014年4月 7日 (月)

実業と虚業

私は『実業高校』(萩工業高校電気科)を卒業し、大学に進学した。高校時代、「実業」の意味は考えても、本質は分からなかった。それは、「はたらく」という経験がないからだ。

大学時代は、最高学府という環境を通じて、「実業」に対して「虚業」というものが存在することを学んだ。

社会人になって、出版社に就職した。地域の情報を集めて、それを編集し、印刷をして、それを販売する。また、広告代理という業務もあった。

当時、地方でも出版社は超人気企業で、会社説明会は常に満員。その説明会に来た学生たちに、「ゼロからモノを生み出す仕事であり、ゼロをイチに変えることなんです」なぁんて偉そうなことを言っていた。

また、テレビ局の方々からは、「出版社は羨ましい」と良く言われた。「電波は、『かたち』に残らない」。出版も新聞も、確かに『かたち』になる。が、その源となる材料は『情報』である。

社会人になって感じたのは、この『情報』を通じて、商売をし、対価を頂けるという感覚の不思議さであった。実業高校で学んだ、『ものづくり』の技術とは違う『やり方』だ。しかも、「マスコミとかメディアの仕事って、虚業でしょ」と言われたりもした。

しかし、出版社であっても、新聞社であっても、放送局であっても、ものづくりに立脚した『技術』によって、生業を成立させている。

解釈や理解の現実と現場、そう、私たちが提供する商品やサービスに対し、お客様(読書や視聴者)が払おうとするコストに見合うかどうか。

しかも、ややこしいことに放送は、NHKを除き無料。さらに、フリーペーパー(無料誌)の登場。「虚業ではなく実業」という探究は、「偽物ではなく本物」という解釈にたどり着く。

『本物』とは何か、という本質を追い求める旅は、まだまだ続く。

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