死ぬ2時間前まで、夢を語っていたい。 ~梶井 英一さんを悼んで
梶井さんの通夜、葬儀・告別式、無事に終わりました。
生前、梶井さんは、こう残しています。
『年を取り、本当にボケるまで待ちますか? 私は絶対、嫌です。死ぬ2時間前まで、夢を語っていたいですから』(梶井英一著『山口・学生道』p180)
まさに、この言葉通り、梶井さんは旅立っていきました。
梶井さんは、私たちに『志』を遺してくれました。
亡くなったから止めよう、ではなく、亡くなかったからこそ続けよう。
法名は「釋至誠」(しゃくしじょう)。そうです、梶井さんが最も尊敬していた、吉田松陰先生の教え『至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり』(誠意と志をもって事にあたれば、動かない人はいない)から。
著書で「私は3回死にかけた」とありますが、4回目は無かったですね。いや、4回目は「新たな道」です。遺志が、道となります。
だから梶井さん、安心してください。あなたの遺志を継ぐ「同志」は、沢山います。
これまで私は、梶井さんの「やり方」に文句を言ったり、色々と注文を付けたり、意見したり、時には怒ったりもしました。
でも、「あり方」(志)は、同じでした。
もう一度言います。
梶井さんは、私たちに『志』を遺してくれました。
亡くなったから止めよう、ではなく、亡くなかったからこそ続けよう。
梶井さん、安らかに。
合掌
北尾 洋二
株式会社ザメディアジョン・リージョナル 代表取締役
日本ベンチャー大学・山口校(新山口キャンパス、宇部キャンパス) 事務局長
(写真は、私が一番好きな、梶井さんの素顔です。昨年の2013年4月27日、日本ベンチャー大学・山口校 第1期第1講、梶井校長講義の際に撮影。梶井さんの優しさと逞しさ、両方が伝わる写真です)
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